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これまでの歩み

​沿革

2014年4月1日  サービス・ラーニング・ネットワーク(Service-Learning Network Japan)設立

2015年7月13日  定期研究会開催(於:上智大学四谷キャンパス)

2015年9月28日  定期研究会開催(於:日本財団ビル)

2015年12月7日  定期研究会開催(於:青山学院大学青山キャンパス)

2016年2月29日  定期研究会開催(於:麗澤大学東京研究センター)

2016年3月24日  定期研究会開催(於:国際基督教大学)

2016年5月22日  第1回サービス・ラーニング全国フォーラム (於:明治学院大学白金キャンパス)

2016年10月3日  サービス・ラーニング・ネットワーク運営委員会・役員会組成

2017年4月4日  サービス・ラーニング・ネットワーク規約施行
2017年5月20日  第2回サービス・ラーニング全国フォーラム (於:日本福祉大学東海キャンパス)
2018年5月19日-20日 第3回サービス・ラーニング全国フォーラム(於:高知大学朝倉キャンパス)

2019年1月27日 学習会開催(於:かわさき市民活動センター)

2019年7月27日-28日 第4回サービス・ラーニング全国フォーラム(於:立命館大学大阪いばらきキャンパス)

2019年7月28日  日本サービス・ラーニング・ネットーワーク(Japan Service-Learning Network)へ名称変更。理事会設置

設立の経緯

2017年11月29日

サービス・ラーニング・ネットワーク 初代代表 村上むつ子(国際基督教大学)

 (※名称・肩書、事業内容は全て当時のものです)

サービス・ラーニング・ネットワークは2014年に設立されてから、日本中の大学でサービス・ラーニング(SL)という教授法に基づいた教育プログラムに関わっている学者、教員、実施を担当する職員やコーディネーターの方々の全国組織へと発展してきました。 発端は更に2年ほどさかのぼり、大学でSLプログラムに関係している教職員が個人的に知りあい、自分たちの実践するプログラムについて自発的に情報を交換し,問題点や今後の可能性などを熱く語り合ったことから始まりました。その仲間が10人、20人と増えるに従い、日本の高等教育でS-Lをもっと普及させる事にも関心を寄せるようにもなりました。そして、この集まりをもっと開かれた,確固とした組織に整え、アメリカのキャンパス・コンパクトのようにSLというペダゴジー(教授法)を育て広めたい、という思いが強く共有されるようになりました。そうして設立されたのが「サービス・ラーニング・ネットワーク」(SLネットワーク)です。 

この動きは日本の高等教育の状況が熟してきた中で適切なタイミングで生まれたとも言えます。日本の大学においても政府がすでに「アクティブ・ラーニング」を取り入れるように強く推奨してきており、サービス・ラーニングを始め、ボランティア活動や地域と繋がった学習指導が活発に取り入れられてきているからです。

SLネットワークは2014年の設立時に自らのミッションや規約を定め、どのような方々を会員とするかを定義し、役員を選出し、行動計画を立てました。そしてその上で、全国の大学でS-Lに関わっている方々、またSLに関心を抱いている方々に更に参加を呼びかけることにしました。 

また同じ年には3つのプロジェクトの活動を開始しています。一つは翻訳プロジェクトで、アメリカのS-L専門家のバーバラ・ジャコビー氏による “Service-Learning Essentials: Questions, Answers and Lessons Learned”の日本語への翻訳、二つ目は大学におけるSL全国調査プロジェクト、そしてSLについての「評価研究」です。いずれもSLの志を深く共有するメンバーが自主的に、精力的に関わってこそ実行できる内容だと自負しています。 

設立翌年の2016年には東京の明治学院大学で「サービス・ラーニング全国フォーラム」を初めてSLネットワークが主催し「日本のサービス・ラーニングは何をすべきか」というテーマで60人ほどの参加者が活発な議論を交わしました。筑波大学の唐木清志氏が研究をしてきたポートランド州立大学でのSLプログラムについての講演に続き、壇上でのパネルディスカッションがあり、その後は参加者全員が小グループで活発に語りあいました。

第2回SL全国フォーラムは今年(2017年)5月に「地域と大学の恊働の未来」をテーマで名古屋の日本福祉大学で開催し、全国各地から70名ほどの参加者がありました。また、この3年の間にもう少し小さい規模の学習会や講演会を開きましたが、なかには他の学術団体や大学との共催で実施したものもありました。

現在、SLネットワークは現在100名のメール登録会員がおりますが、まだ事務局も専任スタッフもおりませんが、まさにこれから、いろいろな意味で発展・成長していくことになります。現在進行している3つのプロジェクトの成果も近々形になってくる予定であり、日本におけるSLへの関心も増々高まってきている中、今後の活動や新規計画のための助成も期待されているところです。

(※名称・肩書き、事業内容は全て2017年当時のものです)

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